PocketLinux パッチをあてた時に追加されたか、あるいは意味が変化した コンフィギュレーションの一覧です。
MobileGear 用の kernel を build します。必ず 'y' にして下さい。 これを 'n' にすると MobileGear 固有のパッチの影響は全て取り除かれますが、 e2compr, dmsdos, pcsnd など汎用のパッチは当たったまま になります。 これらについては FileSystem や Sound の config で取り除くなり適切に組み込むなり する必要があります。
MG-DOS でのいわゆる C: ドライブを読めるようにします(/dev/romc)。
実際にマウントして使うには msdos fs が使えるようになっている必要があります。
DoubleSpace ドライブである I:, J: を読む場合には
さらに loopback device と dmsdos.o も必要になります。
dmsdos.o 自身はカーネルには含まれていません。
dmsdos パッケージから build するか、dmsdos.o バイナリを (カーネルとは別に)
PLP のソースのページから get しなければなりません。
Native console で日本語を使えるようにします。 コンソールサイズの default は 106x20 (6x12 font) になります。
コンソールでのテキスト属性を CGA コンソールと合わせます。 default では MGA と一致しています。CGA に合わせることで MobileGear の 2bpp を全て使った文字表現ができるようになりますが、そのかわり boldface と normalface の混在ができなくなります。
Bold Face を表現できるようにします。 それぞれの内容については後述します。 Ctrl + 前頁によってコンソールの default の文字を boldface にすることもできます。
電源キー + ??? に(suspend/resume 以外の)別な機能を割り当てます。 Ctrl + Powerkey のみが実装されています。
Ctrl + 電源キーで (suspend でなく)電源を OFF します。
デフォルトのキーボードマップを選択します。実際の配列については後述します。 なお、None を選択したからといってカーネルサイズが小さくなったりはしません。
NEC, US, J31 の場合、ctrl + 特殊キーによって以下の動作をさせることができます。
MobileGear のキーボードの delay/repeat rate は固定(500ms,18.5cps) になっています。 キーボードの delay/repeat をソフトウエア的に実現することで可変になりますが、 キーボードが RAW モードの時は影響しません。18.5cps, 500ms のままです。
1 秒あたりのキー反復量を設定します。 内部的にはキー反復までの時間を 10ms 単位で設定しています。 33cps(= 30ms), 25cps, 20cps, 16cps, 14cps, 12cps, 11cps (= 90ms) 〜 2cps が使えます。
なお、'NEC MG Software kbdrate support' が 'n' の時の キーリピートは 18.5cps になっています。
キーディレイ(キーを押してからリピート開始までの時間) を設定します。 10ms ステップです。また 500ms 以上はテストしていません。 150ms 〜 1000ms が設定できます。
なお、'NEC MG Software kbdrate support' が 'n' の時の キーディレイは 500ms になっています。
CPU 負荷、バッテリの状態などによって CPU クロックを制御します。 'n' にすると常に 16MHz になりますが、'y' にすると 2 〜 25MHz の間で設定することができます。
CPU のクロックの上限を定義します。 このクロックに達するのは、デフォルトでは AC アダプタを繋いだ時か、 シリアル、モデム、サウンド等のデバイスを使っている間か、 カーネルによるスクリーン描画が発生している時か、 e2compr の伸長をしている時です。
25MHz は本来のスペック(16MHz) を上回るクロックであり、 一部のロットでは正常に動かないものもあるようです。
標準のクロックを定義します。 普通のプロセスは、このクロックで動きます。
APM が IDLE call した時のクロック。 通常、kernel が hlt に入っている間のクロックです。 周辺デバイスも CPU クロックに同期して動いているので消費電力を下げることが できますが、あまりクロックを下げるとキーボードを叩いてから normal mode に復帰するのに時間がかかるようになります。 Software kbdrate support を 'y' にし、かつ比較的高速で repeat している場合、 repeat がうまく動かなくなるかもしれません。
/proc/necmg をサポートします。電池電圧、現在の CPU クロック、 現在のコンソールのフォントサイズ、などが読み出せるようになります。
DEBUG メッセージを console 等に出します。 'n' を推奨します。
Console message をシリアルポートにも出します。
フレームバッファ /dev/mgfb を 2.2.x の FrameBuffer Device と互換にします。
6x8 フォントをサポートします。106x30 モードのコンソールが使えるようになります。
2.0.36 は APM の configration が Character device のところに入っていますが、 2.0.37 以降では General Setup に移りました。
APM を有効にします。かならず 'y' にしてください。
この項はモバイルギアでは無視されます。 'n' にしても boot time から APM は有効になっています。
CPU が IDLE に入ろうとする時(= hlt する時) CPU 動作周波数を IDLE mode で設定された値にします。 'n' の場合、hlt に入る時も標準クロックのままになります。
スクリーンを blank にする時、LCD そのものを OFF するようにします。
shutdown -h で電源を OFF するようにします。
バッテリが消耗した時に自動的に suspend します。
バッテリ電圧の 0.01V 単位の変動まで報告するようにします。
ユーザープロセスから power management
を細かくカスタマイズするために用意されていますが、'n' で十分でしょう。
'n' の場合、/proc/apm の battery status が変化した時のみ notify
が出るようになります。
MG-DOS でいう I:, J: を読む場合に必要です。
なお、initrd ファイルの中を触る時のために MobileGear 上か母艦上で loopback device をサポートしておくことを強く推奨します。
0704 以降のカーネルには e2compr (ext2 用圧縮ファイルシステム) が標準で入り、 これにあわせて 0704 以降に公開される PLP の initrd, rootdisk の一部は e2compr(圧縮アルゴリズムは lzrw3a) がかかった ext2 fs が使われています。 組み合わせる initrd, rootdisk との対応に注意してください。
0614 あたりまで minix fs が PocketLinux の標準の filesystem でしたが、 今は使われていません。 'm' か 'n' で十分です。 ただ e2compr を使わない ext2 fs を使うくらいなら minix fs のほうが何かと資源的に得です。
ext2 fs support を 'y' にする場合はこの項を 'y' にしておくことを推奨します。 gzip compression を入れないかぎり、カーネルサイズの増大は ほとんどありません。
最も速く、かわりにあまり小さくなりません。
コアパッケージ mizuka の initrd で使われています。 Ext2 file compression を使う場合にはこれを 'y' にすることを推奨します。
本来 e2compr での標準なのですが、カーネルサイズの増大が激しい (約 50kB) ので PocketLinux では外しておくことを推奨します。
モバイルギアの 486SX 程度で bzip2 をランタイム圧縮に使うといった無謀なことは止めましょう。 'n' を推奨します。
DOS でいう C:, I:, J: を読む場合に必要です。
PC のスピーカーを PCM 変調によって演奏に使う pcsnd モジュールを改変して Mobile Gear 用のサウンドを実現しています。 このため config が pcsnd と共有されていますが、 'NEC MobileGear facility' が 'y' の場合には 'NEC MG Sound device' を 'y/m/n' しますが、 'NEC MobileGear facility' が 'n' の場合には 'PC-Speaker and DAC driver support' を 'y/m/n' するようになっています。
内蔵音源(/dev/pcsp) を有効にします。
Sampling rate は 22.09kHz が上限ですが、
実用上は 11.05 kHz あたりまでのようです。
これ以上ではフラッシュカードへのアクセス時に雑音が入ります。