T400 に続いて二つ目の PsPC 機。
周長 168mm で T650C をわずかに上回るが、大前提とした 180mm 以下は満たす。 T400 とは違って PC としての機能を優先したので、とりあえずはよしとする。
「Linux 機」と称しながら、Windows 機相手のことしか考えられてないし、 発売当初はカーネルソースも出てなかった。 T400 の時の教訓 (POSE のそ〜すぅ...) から、ソースが出て来るまでは手をだすつもりはなかった。
CPU が遅いとか画面描画が鈍いとかいった「重い」という鈍さとは違い、 テンポがずれるという遅さ。ちょい間があって、そして素早く描画されるといった風。 どんくさいながら一所懸命描画(or 計算)してるとった類の遅さではない。
モバギ使ってた時の経験として、ライブラリを圧縮してしまうと激烈に遅くなるんだが、 cramfs 上に / ファイルシステム置いて大丈夫か? これで時間食ってるんじゃないのかな。オンメモリ(つーかオン RAM) になれば、まともな速さで動くが、... このテのマシンに期待するのは quick responce であって speed ではないと思うんだが ...
CPU 能力そのものは Psion 5mx の 10 倍くらいあるので、 ARM バイナリ作るマシンにするには足りるけど。
ま、そのあたりは予想通りだから計算のうちとして、 タッチパネル周りのコードがちゃんと入ってたのが感心したっつーか、 当然だろとふんぞりかえってていいのかもしれないが。 もっともキャリブレーションの計算とか、よーわからん点がないでもないが、それくらいは別に。
ちょろと触ってみた印象だが ... ひどい出来だな。 まず、根本的に文字入力がぜんぜんだめ。
たぶん慣れとかいう問題ではなく、 まずペン先や視線の移動量が T400 と比べて遥かに大きい。 ブラインドでの文字入力はもともとペン先がタッチスクリーンから離れる瞬間があるから、 PALM に比べて不利だ。 そして目は文字入力枠、かな漢字変換枠、変換キー、ターゲットスクリーンの間をぐるぐる回る。 PALM (T400) の時は変換キーは文字入力枠の中にあってブラインド入力できるし、 on the spot 変換でかな漢字変換枠とターゲットは同じところだ。目はずっとスクリーンにある。
漢字が文字枠の中で直接出来てしまう ... というか、直接入力してしまうことを前提とした造り (これだと目の動きがちょっと少なくてすむ) なんだけど ... 保護シート貼ってないこともあって筆圧不足かなんなのか、文字が掠れて誤認識をよくおこす。 そのたびに backspace (ずっと右のほうにある小さいキー) にペンが移動するわけである。
これはあるていど慣れもあるのかもしれないが、 思考とかペン先の神経が「文字を書く」ということと 「ボタンを探して押す」ということの間で往復するのも疲れる理由の一つだ。 PALM では return, space, backspace が文字枠内で入力できるようになっているが、 こーしてみると、これってかなり賢い。先に触ったのが T400 だから気付かなかった。
で、今はソフトキーボード使ってたりする。 思考は「ボタンを押す」一種類だし、 変換キー(space) が文字と近いだし、ついでに on the spot 変換で視線の動きも少ない。
キーが日本語キーボード的で小さいこと、 shift がトグルキーになってんのに ctrl はなってないとか、 微妙に使い勝手がナンだが、とりあえず手書き認識よりはマシである。
画面デザイン(or 色) のカスタマイズが多少は出来るようになってるが、 カラーを自由に変えられるわけではないので、フリッカー対策としては役に立たん。
このあたり、 qte のソースが出て来たら書き換えることになるだろうな。
もともと裏蓋のネジが見えてるマシンだから、バラすことがあるとしても こんな説明なくても何も困りそうになく、 感心するだけして読み飛ばしかけたが、恐ろしい一文が付いていた。
「3. マイナスドライバーなどを使って裏のキャビネットを外します」の項 ──
キャビネットが割れますので廃棄時以外は取り外さないでください。まて、破壊せずにはバラすことが出来ないのか? 修理できないから、ンなわけはないのだろうが、壊すやり方しかマニュアルに書いてないって一体 ...